和式トイレと私の戦い、「うまく老いる」を読んで

家庭菜園 読んだ本

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樋口恵子氏と和田秀樹氏の共著「うまく老いる」を読んだ

91歳の現役評論家とたくさんの著書のある精神科医の対談形式の本

楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツとは

樋口氏は「高齢社会をよくする女性の会」理事長、91歳ながら今なお多方面でご活躍だ

また和田氏は高齢者専門の精神科医でたくさんの著書がある

本書の中で特に印象的だったのは樋口氏が和式トイレで立てなくなったくだり。

そんなことが年を取ると起こるのかと愕然としたが、先に知っていれば自身の生活改善の役に立つと思った

下記は自分への𠮟咤激励

和式トイレと私の戦い

今日もいつものように外出していた
朝の光を浴びながら、街を歩き、季節の花々が彩る公園を通り抜けた
子どもたちの無邪気な笑い声が響き、犬を散歩させる人々が穏やかな挨拶を交わす
そんな光景に心が和む
買い物は、地元の市場で
新鮮な野菜や果物が並び、試食の甘いイチゴに思わず笑顔がこぼれる
小さな雑貨店で見つけたガラスのティーカップ
それを手に取りながら、これからのティータイムが楽しみになった

しかし、そんな穏やかな一日が、突然のトイレの欲求によって一変した
駅に急ぎ足で向かい、やっとの思いでトイレを借りたのだが

和式トイレしか空いていなかった

普段は洋式トイレを使っている私にとって、和式は久しぶりの挑戦だった
しかし、何とか用を足し、立ち上がろうとしたその瞬間、足が言うことを聞かない
筋力の衰えを痛感した
情けなさと焦りが入り混じる
手をつけば立てるのだが、駅のトイレである
清潔さを保ちたい一心で、トイレットペーパーを手にぐるぐる巻いて、何とか立ち上がった

その時の情けなさは、言葉にできない

普段は何気なく使っている洋式トイレのありがたみを、改めて感じた
そして、自分の体力の衰えに直面し、少し悲しくなった
しかし、この経験は私にとって大切な教訓となった
日々の生活で当たり前になっていることへの感謝、そして自分の体を大切にすることの重要性を、改めて認識したのだ

この出来事は、私にとってただのハプニングではない
それは、年齢を重ねるごとに変化していく自分の体と、どう向き合っていくかという問いかけでもある
筋力を維持するためには、週に数回のウォーキングや、家でできる軽いストレッチ、そして、階段の昇降を意識するなど、日常生活での工夫が必要だと痛感した
また、和式トイレの利用が難しいと感じる今、公共の場所でのバリアフリーの重要性も考えさせられる
最近は豪華できれいなトイレがたくさんできているが、ローカルではまだまだである
駅や公共施設には、高齢者や身体に不自由を持つ人々が安心して利用できる洋式トイレの設置が必要であり、手すりや緊急呼び出しボタンの設置も考慮されるべきだ

私は、この経験を通じて、自分自身と向き合う時間を持つことができた
そして、これからの生活において、どのように自分の体と心を大切にしていくか、具体的な計画を立てるきっかけとなった
筋力をつけるための運動を始めること、日々の生活での小さな工夫を心がけること、そして何より、自分の体をいたわり、感謝すること

今回の出来事は、私にとって新たなスタートの合図である
和式トイレとの戦いは、私に多くを教えてくれた
これからは、自分の体をもっと大切にし、日々の生活を豊かにしていく
そして、いつかまた和式トイレに挑戦するその日まで、自分を磨き続けるのだ

to be continued by hana

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