「緑のささやき~雨のベランダで見つけた幸せ」

雨 ひとりごと

朝起きると、今日も雨

今週はすっきりとしない天気が続く

雨が降ると、世界は静かになる

街のざわめきも人々の足音も気にならなくなる

空は灰色に覆われ心まで曇りがちになるが、ベランダに出るとそこには別世界が広がっている

私は毎日のようにベランダの花や野菜たちと話す

彼らは私の静かな友だち

小さなトマトの苗やピーマンの苗は雨の日でも元気

小松菜やほうれん草の葉は青々として見える

彼らは雨の日も楽しそう

雨を恐れず、むしろそれを生命の源としている

彼らは私にいろいろなことを教えてくれる

雨は憂鬱の象徴ではなく、命の恵みなのだ

私はコーヒーを一杯淹れ、ベランダの小さい椅子に腰掛ける

雨音を聞きながら、温かいコーヒーの香りに包まれる

これは、私にとっての小さな幸せだ

野菜たちも雨を浴びて元気になるように、私もこの時間を楽しんで元気を取り戻す

雨は、私たちにとっての休息の時間

忙しい日常から一時的に解放され、自然のリズムに耳を傾ける機会を与えてくれる

時には、雨の日が続くとちょっとしんどくなる

だが、そんな時こそ、ベランダの緑を見て心を落ち着かせるのだ

彼らは、雨が降ろうとも風が吹こうとも、ただひたすらに成長を続ける

その姿は、私にとって大きな励みとなる

私も彼らのように、どんな時も前を向いて歩いていきたい

雨の日も、晴れの日も、それぞれに美しさがある

今日もまた、ベランダの小さな庭で生命の営みを感じながら、雨の恵みに感謝するのだ

午後からは雨が上がりそう

空気は一層澄んで、遠くの景色がはっきりと見える

ベランダの野菜たちも、雨水をたっぷりと吸い上げ、新しい葉をつけ、花を咲かせる

私の心も、雨上がりの空のように晴れやかになる

雨の日があるからこそ、晴れの日の価値がある

私はベランダの緑と共に雨の日も晴れの日も、これからも大切に過ごしていく

to be continued by hana

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