「愛するということ」という哲学的な本を読んでみました
1956年に執筆されてから70年近く経っていますが、 フロムの考えは色褪せることなく、今でも読み継がれています
エーリッヒ・フロム
エーリッヒ・フロムは、1900年にドイツで生まれた社会心理学者、精神分析家、哲学者
フロムは、マルクス主義とジークムント・フロイトの精神分析を社会的性格論で結びつけたことで知られており、新フロイト派、フロイト左派とされることもある
フロムは、人間の主要な課題は「自分を生み出す」ことにあると提言し、愛の土台は「自主性」であり、自分と異なる個性を尊重することにあると考えた
また、「自ら愛そうとせずに愛されようとすると失敗する」という名言も残しており、現代でも生かされるような内容を提唱している
「自ら愛そうとせずに愛されようとすると失敗する」
確かにおっしゃる通りだ
最近はモテメイクだのモテファッションだのと、愛される事ばかり特集した本が大はやりだ
要は愛されテクなのだ
だが誰でも少なからず見返りを求めて、人を愛しているのではなかろうか
自ら愛するのは母親の子供に対する無償の愛ぐらいしか思いつかない
夫婦などは一方的な無償の愛は成り立たないのではないかとも思ってしまうが、これは大人同士の自立した関係ならば成り立つのか
ここまでくるともう自分の中では手に負えないので、むつかしいことは天国のフロムに考えてもらおう
かなりの長文で読むのに時間がかかりそうだと思ったが、これ本当に70年まえに書かれたの?というほど今でもなるほどと思うことがたくさんあり、どんどんと読み進むことができた
翻訳の力だろうか
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to be continued by hana
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