「月14万円の年金で夫婦が生活している術」を読んで

夫婦 読んだ本

衝撃的なタイトルでありながら私にとって、とても参考になるであろうという本を見つけた

「月14万円の年金で夫婦が生活している術」

なんといっても月14万円の年金なのである
この14万円は社会保険料引かれた後の14万円なのか、それとも税込みなのか

そんな些細なことが気になる金額だ
ご夫婦2人合わせての年金らしいのでそれぞれおいくらなのか
本書に詳しく載っていた

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総務省の生活費(月平均28万円)は本当か!?

月平均額我が家の場合
消費支出279,024円140,000円
食費79,401ほぼ半分
住居18,338賃貸3.1万円
水道光熱費21,5311.5万円
家具・家事用品12,101ほぼ0円
被服及び履物9,0630.3万円
保険医療14,3140.3万円
交通・通信39,7780.4万円
教育11,905
教養娯楽25,252
その他の消費支出47,3420.5万円
月平均額は総務省家計調査(k周辺)「世帯主の年齢階級別消費支出額2021年」より案分

総務省の集計は人数が2人より多い家族数の消費支出額
それを案分して計算

総務省の集計は家庭によって教育費などはバラバラだろうし、その他の消費も多いな
著者はざっくりとの内訳なので必要経費が101,000円というところか
細かいことを言えばNHKの受信料とかもいるだろう
テレビ見るのやめてもいいな
家具など買う必要もないが洗濯の洗剤などは必要だろう
あと家電の買い換えは予算に入れておかなくてもいいのだろうか

私の場合こうやって増やしていくから不安になるのか

著者の面白いところは「節約するのが楽しくなる」とか「年収200万でも人生がハッピーになる」なんて幻想だとぶった切っているところ
痛快である

「5k」とは何か

「カネ」「健康」「介護」「孤独」「家族」

この「5k」によって人は悩み振り回されるそうだ

「カネ」

これは今更どうしようもない

「健康」

いくら気をつけていても、どうにもならないのも健康である。
誰だって認知症になるかどうかなんてわからない
最近は調べたりもできるらしいが、癌になるかどうかもはっきりはわからない

「介護」

親の介護はもう終わった。ならば残るはパートナーのことか

「孤独」

孤独これも厄介だ
ただたまに一人になりたいとも思うのだから、それはそれで自由ではないだろうか
ものは考えようかもしれない

「家族」

家族についてはずっと悩んでいるのだから、今更老後の問題でもない
残すお金もないのだから子供たちがもめることもないだろう
ただ夫婦どちらか一方が一人残ったときに誰が面倒を見るかとかそういうことで揉めるんだろうか
一言申し添えておくが、夫とはそんなに仲が良いとも思わないが、それなりに暮らしている

最後に

著者は少しでも金銭的に助かるようにいろいろな社会保障制度も載せておいてくれている
最終的に生活保護まで載っていた

社会保障について何も知らずに無知であるというのはとても問題だ

これは老後に限った話では無い

この本を網羅しておけば少しなりとも心の不安は減るのではなかろうか
今のところなんとか生活しているのでいざというときにのために勉強だけはしておこう

だけど老後の毎月の生活費28万円とかいわゆる老後資金2,000万円とかちょっと計算してみれば、なんだかおかしいって気づくようなそんな気が・・・。

to be continued by hana

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