群ようこ氏の「たりる生活」を読んでみた

引越 読んだ本

群氏といえば「かもめ食堂」が有名だが、数々のエッセイを書かれていて、全部読んでみたい気もしている

この本は著者が、ものを減らさないといけないという場面に直面し、その「もの」との葛藤を描いた物語だ
資産家のお友達も登場するが、彼女が毒舌で著者との掛け合いがとても楽しい
私は資産家ではないけれど似ているところがあってすごく共感できた

おととし、今まで住んでいたところから、家の広さが半分程度のところに引っ越しをした
そのときはもうどうやって暮らすのかと途方にくれた
とにかく捨てても捨ててもいろんなものが出てくるのだ
これでは引っ越しできないと最後には「とにかく、いるものも全部捨てないとだめなのよ!!」と叫んでいた
リサイクルショップに持って行ったって、大したお金にならないのだ
ならば、ごみセンターに捨てに行った方が話が早い

そんな経験もあったので「そうそう」と共感しながら、最後まで読めた面白い本であった

シニアの部屋探しは難しい

シニアの特に独り暮らしの方が賃貸マンションを借りようとすると、なかなか貸してもらえないらしい

昔は大家さんっていったら、人情味あふれる人で若い人なら親がわりのように面倒見たりとか、共用部分の掃除もご自分でされたりしていたりしたが・・・。
最近はシニアでも借りれる物件も若干増えてきたようだが、群氏も相当苦労している
有名作家でもこうなのだから、一般の高齢者が借りるとなるとさらに厳しいか

それでもその過程を、面白くつづっているのがいいところだ

難関はクローゼット

最近、去年買った服がなぜか似合わない
去年買ったものなのに、どうしてそうなるのか
なぜ似合わないのだろう
老化が加速するのか
もともと買う服がいけないのか
まだ綺麗なのだから、捨てる気にはならない

洋服が増えるのは
パジャマや部屋着、ちょっとそこまでの普段着、お出かけ着や通勤服、冠婚葬祭用、これだけでもう何着になる?

さらには春夏秋冬、季節に合わせていたら相当な数だ
よく少ないコーデをされているのを見るが、それだけでは済まないはずだ
自身もそうだ

最近思うことがあって、葬式は失礼することにした
コロナもあって葬式も家族葬も増えた事だし
私の父など参列者は子供と孫で5人だった
友人のお母さまが亡くなったときは御仏前をお送りした
もうこんな感じにすれば葬式用の礼服は必要ないだろうが、まだ捨ててはない
結婚式なら早くからわかるので借りればよいが、これから結婚式など行くことがあるのだろうか
甥っ子が一人いるが遠方なのでこちらも失礼するつもりだ
もちろんご祝儀は贈るけど
私なんぞは最近は出かけるところといえば、ほとんど図書館かスーパーなので綺麗な普段着がメインだ
綺麗とは洗濯してあるのはもちろんだが、シミなどないなるべく新しいものだ
昔買った高めの服でもくたびれているものはNGだ
安いユニクロやしまむらで購入する
ただ、最近はユニクロも以前に比べて、1,000円ぐらい高くなってる気がするが

話はそれたが、断捨離の話(笑)
群氏も洋服の断捨離に関しては相当苦労されている
年に何回着ることがあるかとか考えていたらきりがない
とにかく片っ端から着てみて

似合うと思えるものだけ残す

資産家の友人のアドバイス

そうなると去年買ったものも、捨てる対象か(笑)

植物を生かす部屋

群氏は最終的に小さい庭がついているお部屋に引っ越しされた
これはとても羨ましい

庭は、部屋の広さプラスアルファなのでとてもいいリラックス空間になると思う
植物を育てるのが苦手だって言う人はガーデンチェアの一つでも置いてみてはどうだろう
そこでコーヒーでも飲めばそれはそれは素敵な時間だ
群氏も雑草などのお世話はしないといけないらしいので、園芸を始めたらとてもいい気分転換になっているということだ
私もベランダで野菜を育てているが緑ばっかりでちょっと寂しいので花も育ててみようか

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to be continued by hana

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