季節に寄り添い生きると人生が豊かになる。自然暦を使った農作業で菜園のある暮らし

家庭菜園

日本には春夏秋冬と四季がありとても豊かな自然があります
春は桜が咲き、夏は朝顔、秋は紅葉、そして冬は雪景色
また南北に長く北海道と沖縄では暮らし方や食べるものまで全く違います
季節に寄り添い生きることで、こんなに豊かな暮らしが出来る事
すっかり忘れていました

自然暦を使って農作業する事の楽しさ

自然暦とは

太陽や月の運行、1年を通しての動植物の移り変わりなどを目安としてつくる一種の暦。
「カッコウが鳴くから豆をまけ」の類。
                            出典 小学館デジタル大辞泉


今では発芽温度や生育温度など、種袋の裏に書いてあるし
ビニールマルチなどの活用で寒い時期なども作物が収穫できたり
いい資材もたくさんあります
ただ毎日天気予報と睨めっこだけも、なんだか味気ない
色々調べていくうちに自然暦の活用を知りました
昔の農家さんは花の開花や鳥の鳴き声を聞いて
種まきや収穫の時期を見極めていたようです。

最近は異常気象の影響などで日付で作業を決めるよりも
自然暦を取り入れてみるのもいいかもしれません

木嶋先生の著書より主な自然歴を表にしてみました
参考にされてみてください

自然の動き作業すること
梅開花
ウグイス初鳴き 
畑の準備
アブラナ科開花
ソメイヨシノ開花
じゃがいもの植え付け
春野菜の種まき
春にんじんの種まき
ソメイヨシノ満開春大根の種まき
サツマイモのふせこみ
ソメイヨシノ葉桜きゅうりの種まき
ノダフジ開花
大麦出穂
夏野菜の直まき
ノダフジ満開夏野菜定植
あじさい開花夏野菜の収穫開始
アブラゼミ
ひぐらし初鳴き
夏にんじんの種まき
ヤマハギ開花白菜の種まき
ススキ開花秋冬野菜種まき
桜の下葉の黄化
よめな満開
ほうれん草を遅蒔き
なたね種まき
イチョウ黄葉
カエデ紅葉
秋冬野菜収穫敵期
小麦種まき
出典「昔農家に教わる野菜づくりの知恵とワザ」木嶋 利男/著

自分の生活圏に桜やイチョウが無いか
散歩がてら行くところにでもどこかにあればいいな
日々の生活で菜園の事に役に立って花を愛でながら過ごすのも
なかなか良いですね

季節の移り変わりを楽しんで、人生を豊かにしよう

3、40代の頃はイベント関係の仕事をしていました
土日祝は仕事になる事が多く、平日はイベントの準備で遅くなるという
主婦がする仕事ですか?という仕事でした
家族には申し訳ない気持ちもありましたが、私自身その仕事が楽しく
やめるとか全然考えていませんでした。
家族もよく理解をしてくれていたと思いますし、感謝しかありません

そんなある日、近くの小学校のそばを通った時、見事なまで桜が満開になっていました

「ああ、今年も桜は咲いていたのか、
ここ何年も桜のことなど気にしたことも無かった」

その時、今のこの暮らしって何なんだろうって
自分のしていることが急にむなしくなって

とても豊かな人生とは思えない気がしてきました

桜は毎年咲いていた

ただそれだけなのですが
豊かな自然が何か気づかせてくれたのは間違いありません

私が少しでも自然農に近づけた農法をしたいのは
そんなところから来ているのかもしれません

豊かとはなんだろう

「ものがたくさんあることではなく、豊かだと思うこと」

なのかも

今日も幸せ!!じゃね~

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