農学博士の木嶋利男先生による「胚軸切断挿し木法」で育てた
白菜の苗があります
ベランダで育てているので、
一時期、夏の西日で枯れてしまったように
見えた苗があったのですが、なんと復活しました~。
根が強かったのでしょうか
※胚軸とは、芽が出た苗の茎のことです。
どうして胚軸を切断するのか?
病気に強くなる
植物は、本場が展開してから3枚までの間なら、胚軸部から微生物を取り込むことができます。有菌状態となった植物は、ほかの微生物に対して抵抗性を示すようになります。そこで、培養土に挿し木をして、病原性のない微生物を苗の体内に取り込ませるのが、この育苗のポイントです。
引用元「農薬に頼らない病害虫対策」木嶋利男著
木島先生によるとナス科の萎ちょう病やウリ科のつる割病、アブラナ科の根こぶ病などが防除できるそうです。
根張りが良くなる
一度切断されるので新しい根を早く出そうとし、根の張りが良くなる。
「胚軸切断挿し木法」のやり方
本葉3枚までに胚軸をカットする
野菜によって異なりますが、本葉が開いてから3枚までの間に胚軸をカットする。
カットした苗をきれいな水に2時間程度浸す
培養土に挿し木する
この後は通常通り育てるのですが
※挿し木するときはできれば栄養分の無い土に挿し木する
4~5日で発根するので
挿し木後10日目ぐらいで栄養分のある土に植え替えると尚よい
「胚軸切断挿し木法」に向いている野菜と切断のタイミング
野菜の種類 | 切断時期 | 育苗温度 | |||
ナス科 トマト、ナス、ピーマン、唐辛子 | 本葉2枚 | 23~28度 | |||
ウリ科 きゅうり、スイカ、かぼちゃ ゴーヤ、メロン、ズッキーニ | 本葉0.5枚 | 23~28度 | |||
マメ科 枝豆、インゲン | 本葉1.5枚 | 23~28度 | |||
アブラナ科 白菜、キャベツ、ブロッコリー | 本葉1.5~3枚 | 18~23度 |
「胚軸切断挿し木法」で作った白菜の苗をプランターに植え替え
西日で枯れかけていた苗無事に復活しました。
西日にやられて枯れてしまったと思いましたが、
復活しました~!もう、処分しないとダメかなと思っていたので、
また新しい葉が生えてきたときは、ホントびっくりです。
ベランダのプランターで垂直栽培に挑戦します
ポット苗の根もしっかり張っていました
家庭菜園の畑のほうはたくさん白菜もあるので、
大きくなってきた苗を6株ほどプランターに植え替え
ベランダで管理することにしました。
すごく密植です
こちらの品種は育てる期間によって
大きさも色々なものが収穫できるとの事
大玉でなくミニ白菜で収穫しようと思います
プランターだと場所が狭いので垂直栽培に
挑戦してみようと思います。
垂直栽培についてはまた記事にします。
余談
いや~、昨日の天皇杯サッカーはすごい試合でした。後半の同点ゴールで最高に盛り上がったものの
延長戦からPKへサンフレッチェ広島優勝ならず
長い試合でしたが楽しませてもらいました。お疲れさまでした。
甲府はJ2、下剋上優勝おめでとう!
次は必ず!!!リベンジへ!!
今日も幸せ!!じゃね~
よろしくお願いいたします。
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